福祉用具プランナーの添田です。
日ごとに寒暖の差が激しいですが、春はすぐそこまで。
暖かくなると旅行用車椅子への問合せを多くいただきます。
コンパクトに折り畳めて、車にも積める旅行用車椅子は、
「歩けるけど、疲れたときは車椅子を利用したい・・・」
そんな方におすすめの車椅子です。
いざという時に車椅子があると、精神的にも安心して旅行が楽しめます。
本日は人気の高い旅行用車椅子のいくつかのメリット、デメリットをご紹介しますので
旅行用車椅子選びの際に参考にしてみてくださいね。
まずはバギータイプの旅行用車椅子です
○メリット
折りたたんだ状態でキャリーのように引いたり押したりできますので、
使わないときの持ち運びが楽に行えます。
折りたたんだ時にも少し大きめのベビーカーぐらいのサイズになりますので、
新幹線の荷物置きスペースにも置けるかと思います。
▲デメリット
段差を乗越える際、構造上力がいります。
そういった場合は車椅子に乗られる方に一旦車椅子から降りていただくことができれば
解決するかと思います。
コンパクト車椅子
○メリット
後輪が大きいので押しやすく、段差の乗越えも比較的楽に行えます。
乗る方も疲れにくい旅行用車椅子です。
▲デメリット
車載する分には重量は気になりませんが、重量が比較的重いので
別売りのバッグに入れての持ち運びは長時間になると大変です。
簡易型コンパクト車椅子
○メリット
軽量で持ち運びが楽に行えます。バッグのように肩から下げることができます。
▲デメリット
後輪が小さいので坂道などでは押すのに力が要ります。
また、振動が伝わりやすいので長時間のご使用では乗る方がお疲れになる
可能性もあります。