
おじいちゃん(お父様・お義父様)の80歳、「傘寿(さんじゅ)」のお祝い、誠におめでとうございます。
「父へのプレゼントって、何を贈ればいいのか一番悩む…」
「『欲しいものはない』って言うけれど、記念になるものを贈りたい」
「80歳のお祝いカラーは紫?それとも黄色?」
そんな風に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。特に男性は、ご自身のこだわりがあったり、逆に物欲がなかったりと、プレゼント選びのハードルが高くなりがちですよね。
この記事では、おじいちゃんへの傘寿祝いに焦点を当て、テーマカラーの疑問やお祝いの相場、そして「これなら毎日使いたい!」と思ってもらえるような、実用的で若々しいプレゼントのアイデアをご紹介します。
これを読めば、おじいちゃんの「ありがとう」の笑顔が見られるヒントがきっと見つかりますよ。
そもそも「傘寿(さんじゅ)」って?由来とテーマカラーの正解
まずは「傘寿」の基本を押さえておきましょう。
傘寿(80歳)の由来
「傘寿」は、漢字の「傘」の略字「仐」が、「八」と「十」を重ねた形に見えることから、80歳のお祝いとして定着しました。80年という長い歳月を歩んでこられたおじいちゃんへの、深い敬意を表す節目です。
テーマカラーは「紫」?それとも「黄色」?
傘寿のお祝いの色については、実は2つの説があり、どちらを選んでも正解です。
・「黄(金茶)」説: 88歳の「米寿」が稲穂の色である「黄(金茶)」であることから、それに近いおめでたい色として近年主流になりつつあります。明るく元気なイメージで、男性にも贈りやすい色ですね。
・「紫」説: 70歳の「古希」、77歳の「喜寿」の流れを汲み、高貴な色である「紫」とする説も根強いです。
「どっちにしよう?」と迷ったら、おじいちゃんの好きな色や、普段の服の雰囲気に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。色にこだわりすぎず、「お祝いの気持ち」を伝えることが何より大切です。
おじいちゃんへの傘寿祝い、予算の相場は?
・子供(息子・娘)から: 1万円~3万円程度
ご兄弟がいる場合は相談して、少し豪華なものを共同購入するのもおすすめです。
・孫から: 5千円~2万円程度
学生さんやお若い方の場合は、金額よりも手紙やフォトアルバムなど、気持ちのこもった贈り物が喜ばれます。
失敗しないプレゼント選び!「実用性」と「若々しさ」が鍵
80代の男性への贈り物を選ぶときは、次の3つのポイントを意識すると失敗しません。
● 今の生活スタイルに合っているか(実用性)
「毎朝の散歩」「テレビを見る時間が長い」「外出は少なめ」など、いまの暮らしに“そのまま役立つもの”が喜ばれます。たとえば、軽量で歩きやすいウォーキングシューズや、冷え対策になるあったかベストなどは特に人気です。
● 趣味や好みを尊重する(嗜好性)
お酒が好きなら名入りタンブラー、読書好きなら軽量ルーペやブックライト、ゴルフ好きならゴルフ用小物など、趣味に関連するアイテムは「自分のことをよく分かってくれている」と感じてもらえます。
● 「おじいちゃん扱い」しすぎない(若々しさ)
機能はシニア向けでも、デザインが“THE・高齢者向け”だと気持ちが沈みがちに。80代の男性は意外とおしゃれ心があり、さりげなく若々しいデザインを選ぶととても喜ばれます。たとえば、シンプルで上品なカーディガンや落ち着いた色味のショルダーバッグなどが好評です。
【お悩み解決】明日からのおしゃれが変わる!おすすめファッションアイテム3選
「最近、父が着替えを億劫がっている気がする」
「楽な格好ばかりで、だらしない恰好になっていないか心配」
そんなお悩みはありませんか?
80歳を迎えると、指先の力が弱くなったり、体を締め付ける服が苦手になったりと、服選びの基準が変わってきます。
そこで今回は、私たちシニアファッション専門店の「TCマート」から、「着やすさ」などの機能性と、「お出かけしたくなる」デザイン性を両立した、傘寿祝いにぴったりのアイテムを3つ厳選してご紹介します。
1. 【ボタン留めが苦手でも大丈夫】スナップボタン・ポロシャツ
こんなお悩みに:
「最近、ワイシャツのボタンを留めるのに時間がかかる」「指先が動かしにくくて、着替えが大変そう」というおじいちゃんへ。
ここがすごい!:
一見すると普通のきちんとしたポロシャツですが、実はボタンの下が**「スナップボタン(パチンと留めるタイプ)」**になっています。指先に力を入れなくても、片手でポンと押すだけで留め外しが可能。
ポロシャツなら襟付きなので、通院やちょっとしたお出かけにも「ちゃんとしている感」が出せますよ。
2. 【体温調節の味方】サッと羽織れる「紳士ニットベスト」
こんなお悩みに:
「季節の変わり目に風邪を引かないか心配」「シャツ一枚だと肌寒いけれど、ジャケットを着るほどでもない」という時に。
ここがすごい!:
ベストは袖がないので動きやすく、家事や趣味の時間にも邪魔になりません。背中やお腹を冷えから守ってくれるので、高齢の方には必須アイテム。
シャツの上に着るだけで、ぐっと紳士的でおしゃれな印象になります。「おしゃれな重ね着」が簡単に完成するので、ファッションに疎いお父様にもおすすめです。
3. 【若々しさNo.1】そのままおでかけOK!「総ゴム裏ベロア パンツ」
こんなお悩みに:
「楽だからとジャージばかり履いている」「硬くて重いのは疲れる」というおじいちゃんへ。
ここがすごい!:
みためはきちんとしていてお出かけ出来るデザイン。実際はウエストが総ゴムで、生地も柔らかくストレッチが効いています。
座っていてもお腹が苦しくならず、まるでジャージのような履き心地。これを履くだけで「おっ、若返ったね!」と褒められること間違いなしの一本です。
まとめ
おじいちゃんへの傘寿祝い、イメージは湧きましたでしょうか?
・テーマカラーは「黄色(金茶)」または「紫」ですが、こだわりすぎなくてOK。
・「実用性」と、おじいちゃんの気持ちを明るくする「若々しさ」がポイント。
・毎日身につける洋服は、健康と元気をサポートする最高の贈り物。
80年という長い人生を歩んでこられたお父様に、「いつまでも格好良く、元気でいてね」という言葉を添えて、素敵なプレゼントを渡してみてください。
きっと、照れくさそうに笑う、最高の笑顔が見られるはずです。























