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2025.06.26

もう迷わない!母親が喜ぶ散歩の服装とは?70代・80代向け選び方ガイド

「健康のために、散歩を始めようと思うの」
離れて暮らす親御さんからそんな言葉を聞くと、とても嬉しくなりますよね。いつまでも元気でいてほしいと願うからこそ、その前向きな気持ちを全力で応援したくなるものです。
 
でも、嬉しい気持ちと同時に、ふとこんな心配がよぎりませんか?
 
「どんな服装をさせたら安全なのだろう?」
「これからの季節、熱中症や転倒が心配…」
「機能性ばかりじゃなくて、本人が喜ぶようなおしゃれな服はあるのかしら?」
 
私の母も70代後半になり、最近同じように散歩を日課にし始めました。その時に服装選びの大切さを痛感した経験からお話しすると、高齢者の散歩における服装は、私たちが考える以上に、安全と健康、そして本人の「やる気」に直結する重要な要素なんです。
 
この記事では、70代・80代の親御さんを持つあなたが、安心して散歩を送り出せるように、以下の点を詳しく解説していきます。
 
・季節ごとの具体的な服装の選び方
・安全性を高めるためのチェックポイント
・親御さんがもっと散歩を楽しめるおしゃれのコツ
 
この記事を読み終える頃には、親御さんのための服装選びの不安が解消され、「これなら安心!」と思える一着を見つけるヒントが得られるはずです。一緒に考えていきましょう。

なぜ高齢者の散歩には「服装選び」が重要なのか?3つの理由

そもそも、なぜここまで高齢者の散歩に「服装」が重要視されるのでしょうか。それには、加齢による心身の変化が関係しています。主な理由は次の3つです。
 

①体温調節機能の低下をサポートするため(熱中症・ヒートショック対策)

高齢になると、暑さや寒さを感じにくくなったり、汗をかきにくくなったりと、体温を一定に保つ機能が低下してきます。
 
・夏場: 汗をかきにくいため体に熱がこもりやすく、気づかないうちに熱中症になるリスクが高まります。
・冬場: 暖かい室内から寒い屋外へ出た際の急激な温度変化で血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞につながる「ヒートショック」を起こす危険性があります。
 
季節に合った素材や着こなしを選ぶことで、これらのリスクを大きく軽減することができます。
 

②転倒リスクを減らし、安全を確保するため

「ちょっとした段差でつまずいてしまった」という話を聞いたことはありませんか?高齢になると筋力やバランス感覚が低下し、転倒しやすくなります。実は、この転倒リスクに服装が大きく関わっていることがあるのです。
 
・サイズの合わない服: ダボダボの服は動きにくく、足の運びを妨げます。
・長すぎる裾: ズボンの裾が長すぎて、自分で踏んでつまずいてしまうケースは少なくありません。
・滑りやすい靴: すり減った靴や、そもそも滑りやすい素材の靴は非常に危険です。
 
動きやすく、体にフィットした服装と、滑りにくい靴を選ぶことが、転倒予防の第一歩です。
 

③「外に出たい」という気持ちを後押しするため(QOLの向上)

機能性や安全性はもちろん大切ですが、それと同じくらい「本人が着たいと思えるか」も重要なポイントです。
 
お気に入りの服、着ていると気分が上がるような素敵な服は、「今日も散歩に行こうかな」という前向きな気持ちを引き出してくれます。近所の方に「素敵な服ですね」と褒められる経験は、大きな喜びと自信につながるでしょう。
 
服装選びは、単なる安全対策ではなく、親御さんのQOL(生活の質)を高め、心豊かな毎日をサポートするための大切なアプローチなのです。

【季節別】高齢者の散歩に最適な服装コーディネート例

それでは、具体的に春夏秋冬、それぞれの季節でどのような服装を心がければ良いのか見ていきましょう。
 

【春・秋】寒暖差に対応できる「重ね着」が基本

散歩に出かけるときは少し肌寒くても、歩いているうちに汗ばんでくるのが春や秋の特徴です。1日の中でも寒暖差が激しいこの季節は、「重ね着」で体温調節をしやすくするのが基本です。
 
・トップス: 吸湿性の良い綿のカットソーやポロシャツの上に、前開きのカーディガンやベストを羽織るのがおすすめです。暑くなったらすぐに脱げ、寒くなったらすぐに着られる手軽さが魅力です。
・ボトムス: 伸縮性があり、動きやすいストレッチ素材のパンツが最適です。立ったり座ったりする動作も楽になります。
・ポイント: ストールや薄手のスカーフを一枚持っていくと、首元の冷え対策や日差しよけにもなり便利です。

【夏】熱中症対策が最優先!「涼しさ」と「紫外線対策」を両立

夏の散歩で最も警戒すべきは熱中症です。涼しく快適に過ごせる服装と、紫外線対策を両立させましょう。
 
・トップス: 吸湿速乾性に優れたポリエステルなどの機能性素材を選びましょう。汗をかいてもすぐに乾き、体の冷えを防ぎます。風通しの良い、ゆったりとしたデザインもポイントです。色は、熱を吸収しにくい白やベージュ、水色などの淡い色がおすすめです。
・ボトムス: こちらも風通しの良い、涼しい素材のものが良いでしょう。
・小物:
・帽子: 必須アイテムです。首の後ろまでカバーできるタイプや、UVカット機能のあるものを選びましょう。
・アームカバー: 日焼けを防ぐだけでなく、室内に入った際の冷房対策にもなります。
・日傘: UVカット機能のある軽量な日傘も有効です。

【冬】「保温性」と「軽さ」がカギ!ヒートショックを防ぐ服装

冬はヒートショック対策が重要です。体を冷やさない「保温性」と、動きを妨げない「軽さ」を両立させることがカギとなります。
 
・アウター: 軽くて暖かいダウンベストや中綿入りのジャケットがおすすめです。腕周りが動かしやすいベストは、散歩に適しています。厚手のコートは重くて肩が凝る原因にもなるので、避けた方が無nanかもしれません。
・インナー: 保温性の高い機能性インナー(いわゆる「あったかインナー」)を一枚着ることで、厚着を防げます。
・ボトムス: 裏起毛のパンツなどは、一枚でも暖かく、着ぶくれしにくいので重宝します。
・小物: マフラーやネックウォーマー、手袋、ニット帽で首や手首、頭を温めると、体感温度がぐっと上がります。

安全性と快適性を高める!散歩の服装選び3つのチェックポイント

季節ごとの服装に加えて、安全と快適のために常に意識したい3つのチェックポイントをご紹介します。
 

①動きやすさと着脱のしやすさ(伸縮性・前開きなど)

「着替えるのが億劫で、外に出るのが面倒になってしまった」という声も聞かれます。本人がストレスなく着替えられる工夫も大切です。
 
・伸縮性: 肩周りや膝が突っ張らない、ストレッチの効いた素材を選びましょう。
・着脱のしやすさ: 被るタイプより、前開きのシャツやアウターが断然着やすいです。ボタンが苦手な方には、ファスナーやマグネットボタンで留められるタイプもおすすめです。
 

②転倒予防につながる足元(滑りにくい・履きやすい靴)

服装以上に転倒に直結するのが「靴」です。以下のポイントを必ずチェックしてください。
 
・軽くて滑りにくい: 靴底にしっかりとした溝があり、濡れた路面でも滑りにくいものを選びましょう。
・履きやすくて脱げにくい: マジックテープ式や、ファスナー付きで履き口が大きく開くタイプは、自分で簡単に着脱でき、足にしっかりフィットさせられます。
・つま先が少し上がっている: つま先が少し反り上がった「トゥスプリング」のある靴は、つまずき予防に効果的です。
 

③視認性を高める工夫(明るい色・反射材)

特に薄暗い早朝や夕方に散歩をする場合、自動車や自転車から認識されやすい工夫が事故防止につながります。
 
・明るい色の服: ピンク、黄色、水色など、景色に埋もれない明るい色の服を選びましょう。「ちょっと派手かな?」と思うくらいの色の方が、遠くからでも目立ち安心です。
・反射材: 靴や杖、ウェアの一部に反射材が付いていると、夜間の視認性が格段に上がります。後から貼り付けられる反射シールなども活用しましょう。
 
私たちのお店「TCマート」では、シニア世代の皆様が安全で快適に過ごせるよう、着脱しやすい工夫がされた衣類や、軽くて滑りにくい靴も多数取り揃えています。親御さんへのプレゼント選びに、ぜひ一度サイトを覗いてみてくださいね。
https://www.tcmart.jp/

もっと散歩が楽しくなる!親が喜ぶおしゃれのコツと便利グッズ

安全性が確保できたら、次はいよいよ「楽しむ」ための工夫です。
 

本人が「着たい」と思える色やデザインを選ぼう

機能性はもちろん大切ですが、最終的に袖を通すのは親御さん自身です。「これはお母さんには似合わないから」と決めつけず、ぜひ本人の好きな色や好みのデザインを聞いてみてください。自分で選んだ服を着ると、自然と背筋が伸び、心も晴れやかになるものです。
 

帽子やバッグ、杖などの小物でおしゃれ度アップ

「服はシンプルでも、小物で個性を出す」というのは、若い世代と同じです。
 
・帽子: おしゃれなデザインのUVカット帽子は、顔周りを華やかに見せてくれます。
・バッグ: 両手が空くショルダーバッグやリュックは、機能的でおしゃれなデザインのものも豊富です。
・杖(ウォーキングポール): 最近は北欧デザインのようなカラフルでおしゃれな杖もたくさんあります。杖を使うことに抵抗がある方でも、「これなら使ってみたい」と思える一本が見つかるかもしれません。
 

プレゼントにもおすすめ!散歩が快適になる機能性ウェア

母の日、誕生日のプレゼントとして、散歩が楽しくなるような機能的なウェアを贈るのも素敵です。その際は、「汗を吸いやすい素材だから、夏も気持ちよく歩けるよ」「このベストは軽いから、肩が凝らないと思うよ」と、なぜその服を選んだのかというあなたの想いを伝えてあげてください。きっと喜んでくれるはずです。

【コラム】見落としがちな「服装が原因の転倒リスク」

先ほども少し触れましたが、服装が原因で転倒するケースは意外と多いものです。
 
・フード: パーカーのフードが、ドアノブや家具に引っかかって転倒する。
・ポケット: ポケットに物を入れすぎて、バランスを崩したり、動きが妨げられたりする。
・袖口: 袖口がゆるすぎると、何かに引っかかる可能性があります。
 
散歩に出かける前に、こうした細かい点もチェックする習慣をつけると、より安心です。

親御さんの散歩服、出発前の最終チェックリスト

さあ、準備は万端ですか?親御さんが玄関に立ったら、このリストで最終確認をしてみましょう。
 
・【天候】 今日の天気と気温に合った服装かな?
・【重ね着】 暑さ・寒さを調節できる上着は持った?
・【裾】 ズボンの裾は長すぎない?
・【足元】 靴はしっかり履けている?滑りにくそう?
・【帽子】 帽子は被った?(特に夏場)
・【視認性】 暗い時間帯なら、明るい色の服を着ている?
・【動きやすさ】 体を動かしてみて、動きにくくない?

まとめ

今回は、高齢者の散歩に適した服装について、季節ごとのポイントや安全性を高める工夫を詳しくご紹介しました。
 
大切なポイントをもう一度振り返ってみましょう。
 
・体温調節: 季節に合わせて、重ね着や機能性素材を活用する。
・安全性: 動きやすく、体に合ったサイズを選ぶ。特に足元は滑りにくい靴が必須。
・本人の気持ち: 本人が「着たい」と思える、心華やぐデザインを選ぶ。
 
親御さんのための服装選びは、単なる作業ではありません。それは、親御さんの健康と安全を願い、日々の生活に彩りを添えたいと願う、あなたの温かい気持ちが形になったものです。
 
この記事が、あなたの親御さんへの最高のプレゼント選びの、そして健やかな毎日をサポートするための一助となれば、私にとってこれほど嬉しいことはありません。ぜひ、次の休日にでも、一緒に散歩グッズを選びに出かけてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

TCマート店長SOEDA

TCマート店長SOEDA

TCマート店長、シニアファッションスタイリスト 2006年より60代70代80代向けシニアファッション通販サイトTCマートを運営するほか、2021年より60代70代向けファッションブランド「YOUKA(ヨウカ)」も展開。 日々の思いやファッションに関するさらに詳しい情報は、noteでも発信しています。 店長SOEDAのnoteはこちら

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