【シニア専門店のプロが解説】おばあちゃんをおしゃれにする服選び｜プレゼントにも最適

「最近、お母さんの服装、いつも同じようなものばかり…」「昔はおしゃれが好きだったのに、なんだか楽しめていないみたい…」

年を重ねると体型が変わったり、着替えが億劫になったりして、いつの間にか「おしゃれ」から遠ざかってしまうことがあります。でも、ほんの少し選び方を変えるだけで、おばあちゃんの毎日が明るく心躍るものになるはず。この記事では、70代・80代の親御さんを持つあなたが役立てやすい、プレゼント選びの具体的なコツを丁寧にまとめました。

「着心地」や「安全性」といったシニアならではのポイントを押さえつつ、無理なく続けられるおしゃれを一緒に見つけていきましょう。

なぜ？おばあちゃんの服がおしゃれから遠ざかる3つの理由

ご本人の変化と生活環境の変化が重なると、おしゃれから距離が生まれる背景が見えてきます。原因が分かれば、解決策も立てやすくなります。

1. 体型の変化で似合う服が分からなくなる

昔の定番がしっくりこないのは自然なこと。背中の丸みやお腹周りの変化で、「似合う基準」が更新されるからです。若者向け売場に気後れする声も多め。

2. 「着やすさ・動きやすさ」が最優先になる

腕が上がりにくい／小さなボタンが留めづらい等の理由で、機能優先の服に偏りがち。結果としてデザインが単調になりやすいのが悩みどころです。

3. 外出機会の減少で、おしゃれ意欲が落ちる

「病院とスーパーくらいだから…」と意欲が下がることも。けれど、褒められる体験が増えると外出のきっかけになります。

おばあちゃんをおしゃれ上級者に！服選びで押さえるべき5つのポイント

機能性とおしゃれは両立できます。「続けやすいおしゃれ習慣」を合言葉に、以下のコツを試してみましょう。

ポイント1：顔色がパッと華やぐ「明るい色」と「上品な柄」

・ラベンダー／ピンク／クリームイエロー／ミントはレフ板効果。

・小花柄・細ストライプ・控えめドットなど主張しすぎない柄が◎。

ポイント2：ずっと着ていたくなる「心地よい素材」

・肌当たりの良い綿やストレッチ混カットソーはシワも少なくお手入れ楽。

・季節に合わせて通気／保温のバランスを選択。

ポイント3：実は一番大事！「着脱のしやすさ」という思いやり

・前開きのブラウス／ポロ／カーデ。

・ワンタッチテープ（マジックテープ）やスナップ仕様。

・ウエスト総ゴムのパンツ、斜めボタンホールなどの工夫。

ポイント4：気になる部分を素敵に隠す「体型カバーデザイン」

・Aラインのチュニック、ヒップが隠れる丈のトップス／カーデ。

・ドルマンスリーブで腕の可動域と見た目を両立。

ポイント5：仕上げは「小物使い」でおしゃれ度アップ

・顔周りが明るくなるストール一枚で印象アップ。

・日差し対策の帽子、軽量ショルダーで外出が楽しみに。

【お悩み解決】明日から試せる！シニアライフを快適にするファッションアイテム紹介

ここからは、TCマート取り扱いの例を参考に、毎日を快適にする具体アイテムをご提案します。見た目と機能のバランスを軸に選びましょう。

指先が不自由でも安心！斜めボタンホールのポロシャツ

小さなボタンが留めにくい／まっすぐなボタンホールでは外しづらい…そんなお悩みに寄り添う一枚。見た目はきちんとしたポロシャツのまま、斜めにカットされたボタンホールで着脱ラク。「自分で着替えられる」体験が自信につながります。

こんな悩みを解決：ボタンが外しにくい、しっかり見えるポロシャツを着たい。

商品の特徴：上品見え＋簡単着脱。洗濯機OKのモデルも多数。

転倒予防にも！お散歩が楽しくなる軽量おしゃれシューズ

驚くほど軽く、滑りにくいソール。甲が大きく開き、脱ぎ履きスムーズ。つまずきにくいトゥ設計で外出の不安を軽減し、「今日はどこへ行こう？」が増えます。

こんな悩みを解決：転倒が心配、足が疲れやすい、履き替えが大変。

商品の特徴：軽量・滑り止め・大きく開く甲設計。

軽く羽織って便利！持ち歩きにも最適な肩掛け

季節の端境期や冷房対策に一枚。さっと肩に掛けるだけで体温調節ができ、外出先や施設でも便利。軽量でコンパクトだからバッグに入れてもかさばらず、着脱しやすいデザインで使い勝手◎。

こんな悩みを解決：冷房で肌寒い、外出時に荷物を増やしたくない、簡単に羽織りたい。

商品の特徴：軽量、持ち運びやすい、上品な色展開、洗濯機OK。

まとめ

最後に大切な視点をもう一度。

・顔色を明るく見せる色や控えめ柄で、褒められる一枚を日常に。

・着心地の良い素材と、自分で着替えやすい設計を最優先に。

・今の体型に合うシルエット＋小物で、無理なく続くおしゃれに。

「おばあちゃんの服をおしゃれにしたい」というあなたの気持ちが込もった一着は、毎日の元気をくれるエールそのもの。この記事が、笑顔が増えるクローゼット作りの一歩になりますように。